破れ饅頭

破れ饅頭

商品紹介

破れ饅頭

破れ饅頭のルーツは、天孫降臨の地「高千穂」にあった。
慶長19年(1614年)、日向の国・延岡に生まれた「皇賀玉(おがたま)饅頭」は、後に、その姿から「破れ饅頭」と呼ばれるようになった。それは、天孫降臨の地、高千穂の「天の岩戸(あまのいわと)」伝説に登場する天鈿女命(アメノウズメノミコト)が手に持って舞った「おがたま」の実を象(かたど)ったものだった。

※大正時代の延岡の風物や名産などを記した書物「延岡大観」(山口徳之助著)に破れ饅頭に関する記述があります。

破れ饅頭

北海道十勝産の小豆は「畑のルビー」と言われるほどに、キラキラと輝いて、美しい。
小豆の品種名は「エリモ」。渋切りを徹底する独自の製法で立ち上がる小豆の風味を得た。甘味の質を決める砂糖の選定には苦労したが、その甲斐あって後切れの良いすっきりとした甘さとなった。

饅頭の皮にもこだわった。貴重な山芋をたっぷりすりおろし米粉と砂糖を合わせ、まるで「かるかん」を薄く削いで餡に張りつけたような皮にした。

しっとり、ふくよか。小豆の味を醸す真の饅頭『延岡発祥 破れ饅頭』。
味には厳しい方々が、目を細め笑みを浮かべて味わってくださる。

動画:世界を旅する破れ饅頭

破れ饅頭が海を越えてアメリカへ。

動画:破れ饅頭 こだわり編

破れ饅頭のこだわりを、虎彦社長・上田耕市が解説します。

商品価格

破れ饅頭
  • 賞味期限:30日(常温/未開封)
  • 開封後は、なるべくお早めにお召し上がりください。
  • 冷凍保存もできます(-10℃以下で30日間)。
  • 温かなものがお好きな方は、軽く蒸してお召し上がりください。
商品名/個数 販売価格
サイコロ破れ饅頭 210円(税込)
破れ饅頭 6ヶ入 700円(税込)
破れ饅頭 12ヶ入 1,350円(税込)
破れ饅頭 20ヶ入 2,100円(税込)
破れ饅頭 40ヶ入 3,800円(税込)
破れ饅頭 60ヶ入 5,400円(税込)
破れ饅頭 80ヶ入 7,200円(税込)
破れ饅頭 100ヶ入 8,500円(税込)

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延岡大観

『破れ饅頭』は古くから延岡の人たちに親しまれているお菓子です。
その様子をうかがい知ることのできる書物『延岡大観』の破れ饅頭に関する記述をご紹介します。

『延岡大観』に記載の全文

延岡大観

本名は皇賀玉(おがたま)饅頭と云うのだそうなが、外皮薄く、其処此処破れてアンコが見える所から何時とは無しに『破れ饅頭』と云う様になったとのことである。味はどこかに蕎麦饅といった趣がある。製造本舗佐々木主人の話を聞くと、慶長19年、祖先某(なにがし)が神木おがたまの縁起に因み、其の果実に象(かたど)り売り出したのが初まりで、今日に及んだものだと云って居る。

成程おがたまと云えば、天照大神(あまてらすおおみかみ)が岩戸お隠れの際、天鈿女命(あめのうずめのみこと)が実の着いたおがたまの小枝を持ち、面白可笑しく神楽を舞われたので、大御神が余りの賑やかさに我を忘れられ少しく岩戸を開き覗かれた所を、手力雄命(たぢからのおのみこと)岩を押し開き、大御神を迎えたので天地は再び明るくなったとは有名な神話で、後世の鈴は、此時のおがたまの実に象り案出されたものと伝わって居る。佐々木の祖先が之(こ)れを家業の菓子に転用したのは誠に思いつきで、気の利いた遣り方と思われる。

兎に角、神の國日向には相応しい縁起の品だから、是等も手伝い賞味さるることとなりたるものならんが、今日では貴賤上下の別無くひとたび延岡に入れば必ず一度は口にすると云うまでに其の名を馳せて居る。

(大正15年 大成舎刊『延岡大観』山口徳之助著より)