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日向のさざれ石

商品紹介

日向のさざれ石

国歌『君が代』でも詠われている“さざれ石”。小さなものが集まって大きなものと成っていく・・・「積小為大」という我が国の伝統的価値観が表されたさざれ石の巌。

平成15年の秋、宮崎県北の日向市伊勢が浜、大御(おおみ)神社境内の拡張工事の際、藪の中から忽然と大岩が出現しました。

その後の調査で、これが世に言う『さざれ石』だと分かり、宮崎県の宝として広く世の中に存在を知っていただきたいと、当店がお菓子づくりを依頼されました。

「小さなものを集めて形を作る」をイメージして、試作を繰り返すこと20回、ようやく出来上がったのが銘菓「日向のさざれ石」です。

日向のさざれ石

悠久のさざれ石と同じく、お菓子のさざれ石もまた、縁あって選ばれた多くの素材、たとえばカシューナッツ、くるみ、白ゴマ、抹茶、チョコレート、ラズベリー、などが互いに結びつき、絶妙な味のバランスを醸し出しています。

ひと目見て「さざれ石」の巌(いわお)そのものですが、実はサクサクッと香ばしい創作菓子なのです。

商品価格

日向のさざれ石
  • 賞味期限:90日(常温/未開封)
  • 気温の高いところでは、柔らかくなる場合があります。その時は、オーブントースターで軽く温め、冷めてからお召し上がりください。
商品名/個数 販売価格
1枚 150円(税込)
6枚入 1,050円(税込)
12枚入 2,000円(税込)
18枚入 3,200円(税込)

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さざれ石物語

日向市伊勢が浜・大御(おおみ)神社の「さざれ石」の詳細をご紹介します。

さざれ石物語

国歌「君が代」に唱われている「さざれ石」の存在を知ったのは、宮崎県最北部北浦町の宿、「さざれ石・高島」のご主人、工藤さんとの出逢いからだった。北浦湾の外にある高島に、引き潮の時に現れる石が、その「さざれ石」だということで、石の一部が見本のように宿の玄関先に置いてあった。大小の石が砂を接着剤如くにしてくっつき、塊となっている。

それから暫くして、同じような石が、実はもっと大規模な形で日向の海岸の一角にあると聞いた。いつかはその石に巡り会いたいと思っていた矢先に、日向市伊勢が浜・大御(おおみ)神社の宮司・新名光明さんと出会った。

聞くところによると、平成15年の秋に、境内の拡張整備をしていた時、雑木や雑草の生い茂っていたところから、異様な形の岩が現れ、調べてもらったら大規模な「さざれ石」だとわかったそうだ。

さざれ石物語

門川町在住で日本地質学会・会員の足立富男さんの話では、かつて日本が大陸と地続きであった約2000万年前、日向地方は広範囲にわたる浅い海岸平野で、大陸から大河によって運ばれる大量の礫(れき。石ころ)が、河口付近にたまり、粘土・砂などと混じって。長い年月の間に大きな固まりとなったのが「さざれ石」の成り立ちだ。「庵川礫岩(いおりがわれきがん)」と名づけられたこの一帯の地層は県北部各地で散見される。

尾鈴山系海底火山活動によって海側からもたらされた火砕流で、さざれ石はほとんどが覆われてしまったが、ここ大御神社一帯だけは火砕流の難を逃れたという。火砕流は、現在の日向海岸一帯に見られる柱状節理(ちゅうじょうせつり)、いわゆる【溶結凝灰岩(ようけつぎょうかいがん)】となった。

今日も、日向灘より寄せ来る大海原の白波は、荒ぶる海岸の柱状節理に押し寄せる。その昔、ニニギノミコトがお立ちになり、絶景の大海原を眺望されたと伝えられる巨大なさざれ石「神座(かみくら)」。

周囲30m、高さ4mの苔むしたさざれ石が、「君が代」の千代に八千代の歌詞そのままに、永遠の時を刻んでいる。

筆・松本孝一(元 南九州旅先案内誌 月刊「徒然草」代表)